基本の「ポジション」を知ることはFX戦略の第一歩

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ポジションとは、FX取引の入り口

ポジションとは、FX取引で通貨ペアの「買い」または「売り」をして、持ち続けている状態のことで、「持ち高」ともいいます。FXでは通貨ペアを買って持っている状態を「買いポジション」または「ロングポジション」、先に売りから入る場合を「売りポジション」または「ショートポジション」といいます。
買いポジションを売ること、売りポジションを買うことを「決済」といい、決済する時点で利益または損失が確定します。つまりポジションを持っているだけでは利益も損失も発生していませんが、いったん「ポジションを持つ」と、利益がでるのか存するのかはかなり早い段階で答えが出ます。
つまり、ポジションの持ち方〜「どの通貨ペア」を「いくら」で「どれ位」持つか?)〜でFXの勝負はほぼ決まるともいえるのです。

ポジションの保有期間とトレード術

FX取引のスタイルはポジションの保有期間によって全く違ってきます。ポジションの保有期間別のトレードスタイルは以下の通りです。
1 スキャルピング (保有期間:数秒〜数分)
短時間に売買を繰り返しす方法です。利益を出すには為替相場やFXの知識が必要で、上級者向けです。
2 デイトレード (保有期間:数分〜当日以内)
「デイトレード」という言葉が示すように、一日の間で取引を繰り返します。FX市場は24時間動いていますが、日をまたいでポジションを持つことをせず、毎日すべてのポジションを決済して終了するのが基本です。
3 スイングトレード (保有期間:数日〜1週間程度)
ポジションを持ってから数日〜1週間程度で決済する方法です。サラリーマンが週末だけFX投資をするようなケースにこれに含まれます。
4 ポジショントレード (保有期間:1か月〜長期)
ポジションを長期保有する方法です。買いポジションではスワップポイントが得られますが、長期的に外貨が下落すれば損失が広がるという点で、外貨預金と近いものです。

ポジションサイジングはリスク管理のポイント

ポジションサイジングとは、ポジションのサイズ、つまりここでいうと投資金額を決めることです。ポジションが少ないとリスクが少ないが利益もあまり出せません。逆にポジションが大きすぎると大きな損失を出したり、ロスカットで資金を失う原因になります。ポジションサイジングは以下の2つの側面から検討する必要があります。
1 投資金額をどの通貨ペアにどのくらい配分するか
1回の取引で10万円投資するのか、100万円投資するのか。あるいは、米ドル/円と豪ドル/円と南アランド/円を買う場合、すべて同じ額にするか、配分を変えるのか。「何にどれくらい投資するのか」ということは重要な戦略です。
2 ロスカット防止のための余剰資金の確保
FX投資のための資金が100万円あったとして、100万円すべてを投資することは可能です。しかし、一定金額以上の含み損が発生した時に「強制ロスカット」が発生し、投資した金額すべてを失ってしまいます。それを避けるには証拠金として口座に余剰資金を追加します。このような事態に備えて、自分の余剰資金を考慮したポジションサイジングをする必要があります。

参考にしたい「ポジション比率」

ポジション比率とは、「売り」と「買い」の割合のことです。FX会社が顧客の「売り」と「買い」ポジションの割合を通貨ペアごとにデータとして公表しています。当然ながら、スワップポイントが高い通貨ペアは断然買いポジションの比率が高くなり、米ドル/円のような主要通貨では為替相場に連動して円高傾向のときは買い、円安傾向のときは売りの比率が高くなります。

複数ポジションで勝率を上げる

同じ通貨ペアのなかで複数ポジションをとることはよくあります。ある通貨が一定期間値上がり傾向のとき、ポジションを追加することで利益が増えます。また、ある通貨で含み損が出ているとき、その通貨で再度買いポジションを追加して平均取得価格を下げるという方法もあり、こちらは俗にナンピンといわれます。ナンピンが成功することはありますが、そのためには短期的・長期的、両方の見通しが必要で、上級者向きです。


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