「アベノミクスで円安に動いた」のではありません!

カテゴリ:ファンダメンタルズ分析

日本のファンダメンタルズ要因は何を見ればいい?

日本のファンダメンタルズとしてはどんなものをチェックすればいいのでしょうか。

以下のようなものが挙げられます。

・日銀の金融政策
日銀の金融政策は、保守的であまり目立ったことをしないとされていました。

しかしその慣例を破ったのが現在も在任中の黒田東彦総裁です。

あの有名な「黒田バズーカ」と呼ばれている金融政策は、2013年4月の大幅な「量的・質的金融緩和」を行ったことが最初です。

具体的には市場の円の流通量を大幅に増やしたのです。

この金融緩和政策で相場は円安になりましたが、その効果が弱まったと見るや、2014年10月、「黒田バズーカ第2弾」の追加緩和を行いました。

・日銀金融政策決定会合
原則として月2回、角月の初回会合は2日間です。

会合決定後に行われる日銀総裁の記者会見でのコメントも重要です。

また、各月所為会会合の翌営業日には金融経済日報(基本的見解)が公表されます。

4月と10月の会合では「経済・物価情勢の展望」、通称「展望レポート」が公表されます。

・「東京オリンピック開催決定」のような景気に大きくかかわるニュース
2020年のオリンピック開催地が東京に決定したことで、関連する株の上昇、不動産の高騰が始まりました。

このような大きなニュースも為替相場を動かします。

「アベノミクスで円安になった」は間違い

「アベノミクスで株高・円安になった」といわれています。

でもそれは厳密にいうと、間違いです。

実際には、「2012年に自民党に政権交代した」ことで、新政権の経済政策に対する期待から円が売られドルが買われた、といえます。

自民党政権の経済政策や金融政策を指す「アベノミクス」は、その後から始まりました。

2015年現在も続く円安傾向に関しては、「アベノミクス」と「市場の期待」が相互に作用して、持ちつ、持たれつで引っ張ってきたということができます。

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